混同されがちな斎場と火葬場ですが、この両者は持っている意味合いに違いがあります。前者は「お葬式を行う場所」のことで、元々は神道の祭祀や儀式を行う場所をさした言葉です。葬儀場・葬祭場・セレモニーホールなどと呼ばれることも多いですがほぼ同じと考えて間違いありません。それに対し後者は「死体を火葬にするための施設」です。高い煙突から空にのぼっていく煙が象徴的だった景色こそなくなりましたが、今でも亡骸を焼いて骨にするという役割は同じです。
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